認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)の住環境として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1:住宅地から離れた場所に建てる。
2:定員は10名以上15名以下とする。
3:居室は多床室とする。
4:カーテンは防炎物品とする。
5:統一した家具を事業者側が用意する。
答:4
1:誤り。認知症対応型共同生活介護では、利用者の家族との交流の機会の確保や地域住民との交流を図る観点から、住宅地又は住宅地と同程度に利用者の家族や地域住民との交流の機会が確保される地域にあるようにしなければならない。
2:誤り。認知症対応型共同生活介護の定員は、5名以上9名以下とする。
3:誤り。認知症対応型共同生活介護における居室の定員は1人とする。ただし、利用者の処遇上必要と認められる場合は、2人とすることができるものとする。
4:正しい。認知症対応型共同生活介護事業所では、カーテンは防炎物品としなければならない。
5:誤り。認知症対応型共同生活介護では、統一した家具を事業者側が用意する必要はない。むしろ入居者が以前から使い慣れた家具を持ち込んだ方が、新しい環境への不安を軽減するために有効である。