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第23回-問題113

〔事例(問題112から問題114まで共通)〕
Jさん(72歳、女性)は活動的で友人と買い物や旅行などによく行っていた。娘(40歳)は働いているため、Jさんは家事全般を引き受けていた。しかし、4か月前に路上で転倒し大腿(たい)骨頸(けい)部骨折(femoral neck fracture)をした。入院治療を行い退院し、多少は歩くことができるようになったが、要介護1と認定され、訪問介護が導入された。退院後のJさんは気力の低下が著しく、家から出ることがなくなったが、友人が毎日Jさんを訪問していた。この頃からJさんはいらいらしやすい、気が焦る、よく眠れないと訴えるようになった。病院受診の結果うつ病(depression)と診断され内服治療が開始された。最近はちょっとしたことをあれこれ心配し、「お腹が痛むから、がん(cancer)ではないかしら・・・」と言い出した。

答:4

1:誤り。訪問介護員が病気について診断をしてはならない。

2:誤り。多少歩ける程度のJさんには、散歩は負担となる可能性があり適切とはいえない。

3:誤り。訪問介護員が病気について診断をしてはならない。

4:正しい。Jさんの訴えについて話し合い、十分に休養をとるようにすることは適切である。

5:誤り。うつ病の人に対して一人でそっとしておくのは不適切である。

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