【労働衛生】化学物質リスクアセスメント

化学物質リスクアセスメント指針

化学物質リスクアセスメントは、平成28年6月1日に義務化され、平成28年後期以降の試験では高確率で出題されています。

重要なのは、化学物質リスクアセスメント指針(以下、指針)が令和5年4月27日付で改正され、令和6年4月1日より改正された指針が適用されている点です。

そのため、令和5年までの過去問は改正前の指針に基づいており、現在の指針とは合致していない部分があります

ですから、過去問を周回しても、改正部分については改正後の内容へ置き換わる(または出題されない)可能性に注意してください。

とはいえ、指針が根本から変わったわけではなく、「どのような問題が出題されているか」を確認する意味で、指針を見ながらでも過去問を周回しておくのは有効でしょう。

参考までに、過去問を改正前指針の場所で分類してみると、「9 リスクの見積り」にかかわる設問・選択肢が群を抜いて多いです(次いで「10 リスク低減措置の検討及び実施」)。

勉強時間が取れない場合、集中的に覚えるとしたら「9 リスクの見積り」「10 リスク低減措置の検討及び実施」はおすすめです。