材料(軟鋼)やつり具の強さ、応力に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:材料に荷重をかけると荷重に応じて変形が生ずるが、荷重がごく小さい間は荷重を取り除くと元の形に戻る。
2:安全な静荷重より小さな動荷重であっても、くり返し負荷すると、疲労破壊によって材料が破壊することがある。
3:材料に荷重をかけると、材料の内部には応力が生ずる。
4:引張応力は、材料に作用する引張荷重を材料の表面積で割って求められる。
5:フック等のつり具の安全係数の値は、つり具の種類、形状、材質、使用方法等を総合的に考慮して定められている。
答:4
1:正しい。材料に荷重をかけると荷重に応じて変形が生ずるが、荷重がごく小さい間は荷重を取り除くと元の形に戻る。
2:正しい。安全な静荷重より小さな動荷重であっても、くり返し負荷すると、疲労破壊によって材料が破壊することがある。
3:正しい。材料に荷重をかけると、材料の内部には応力が生ずる。
4:誤り。引張応力は、材料に作用する引張荷重を材料の断面積で割って求められる。
5:正しい。フック等のつり具の安全係数の値は、つり具の種類、形状、材質、使用方法等を総合的に考慮して定められている。