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R4前期-問18

クレーンに係る設置、検査及び検査証に関する記述として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。ただし、計画届の免除認定を受けていない場合とする。

1:つり上げ荷重3t以上のクレーンを設置しようとする事業者は、当該工事の開始の日の30日前までにクレーン設置届を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。

2:定格荷重が200tをこえるクレーンの落成検査における荷重試験は、定格荷重に25tを加えた荷重の荷をつって、つり上げ、走行、旋回、トロリの横行等の作動を行うものとする。

3:転倒するおそれのあるクレーンの落成検査における安定度試験は、定格荷重の1.27倍に相当する荷重の荷をつって、逸走防止装置、レールクランプ等の装置を作用させずに、安定に関し最も不利な条件で地切りすることにより行うものとする。

4:クレーン検査証の有効期間は、原則として2年であるが、所轄労働基準監督署長は、落成検査の結果により当該期間を2年未満とすることができる。

5:クレーン検査証を受けたクレーンを設置している者に異動があったときは、クレーンを設置している者は、当該異動後10日以内に、クレーン検査証書替申請書にクレーン検査証を添えて、所轄労働基準監督署長に提出し、書替えを受けなければならない。

答:2

1:正しい。つり上げ荷重3t以上のクレーンを設置しようとする事業者は、当該工事の開始の日の30日前までにクレーン設置届を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。

2:誤り。定格荷重が200tをこえるクレーンの落成検査における荷重試験は、定格荷重に50tを加えた荷重の荷をつって、つり上げ、走行、旋回、トロリの横行等の作動を行うものとする。

3:正しい。転倒するおそれのあるクレーンの落成検査における安定度試験は、定格荷重の1.27倍に相当する荷重の荷をつって、逸走防止装置、レールクランプ等の装置を作用させずに、安定に関し最も不利な条件で地切りすることにより行うものとする。

4:正しい。クレーン検査証の有効期間は、原則として2年であるが、所轄労働基準監督署長は、落成検査の結果により当該期間を2年未満とすることができる。

5:正しい。クレーン検査証を受けたクレーンを設置している者に異動があったときは、クレーンを設置している者は、当該異動後10日以内に、クレーン検査証書替申請書にクレーン検査証を添えて、所轄労働基準監督署長に提出し、書替えを受けなければならない。

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