クレーンの電動機に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
1:かご形三相誘導電動機は、スリップリングやブラシがない極めて簡単な構造である。
2:整流子を有する直流電動機では、回転子に給電するため、電機子が使用される。
3:巻線形三相誘導電動機は、固定子側、回転子側ともに巻線を用いた構造で、回転子側の巻線はスリップリングを通して外部抵抗と接続するようになっている。
4:三相誘導電動機の同期速度は、周波数を一定とすれば、極数が少ないほど速くなる。
5:三相誘導電動機の回転子は、負荷がかかると同期速度より2~5%遅く回転する性質がある。
答:2
1:正しい。かご形三相誘導電動機は、スリップリングやブラシがない極めて簡単な構造である。
2:誤り。整流子を有する直流電動機では、回転子に給電するため、整流子が使用される。
3:正しい。巻線形三相誘導電動機は、固定子側、回転子側ともに巻線を用いた構造で、回転子側の巻線はスリップリングを通して外部抵抗と接続するようになっている。
4:正しい。三相誘導電動機の同期速度は、周波数を一定とすれば、極数が少ないほど速くなる。
5:正しい。三相誘導電動機の回転子は、負荷がかかると同期速度より2~5%遅く回転する性質がある。