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R3後期-問6

クレーンの給油及び点検に関する次のAからEの記述について、適切でないもののみを全て挙げた組合せは1~5のうちどれか。

A ワイヤロープの点検で直径を測定する場合は、フックブロックのシーブを通過する頻度が高い部分を避け、エコライザシーブの下方1m程度の位置で行う。

B 軸受へのグリースの給油は、平軸受(滑り軸受)では毎日1回程度、転がり軸受では6か月に1回程度の間隔で行う。

C 給油装置は、配管の穴あき、詰まりなどにより給油されないことがあるので、給油部分から古い油が押し出されている状態などにより、新油が給油されていることを確認する。

D 油浴式給油方式の減速機箱の油が白く濁っている場合は、水分が多く混入しているおそれがある。

E グリースカップ式の給油方法は、グリースカップから一定の圧力で自動的にグリースが圧送されるので、給油の手間がかからない。

1:A、B、C

2:A、D、E

3:A、E

4:B、C

5:C、D、E

答:3

A 誤り。ワイヤロープの点検で直径を測定する場合は、フックブロックのシーブを通過する頻度が高い部分等を重点的に行う。

B 正しい。軸受へのグリースの給油は、平軸受(滑り軸受)では毎日1回程度、転がり軸受では6か月に1回程度の間隔で行う。

C 正しい。給油装置は、配管の穴あき、詰まりなどにより給油されないことがあるので、給油部分から古い油が押し出されている状態などにより、新油が給油されていることを確認する。

D 正しい。油浴式給油方式の減速機箱の油が白く濁っている場合は、水分が多く混入しているおそれがある。

E 誤り。グリースカップ式やグリースガン式の給油は、集中給油式と比較して手間がかかる。

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