物体の運動に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
1:物体が円運動をしているときの遠心力と向心力は、力の大きさが等しく、向きが反対である。
2:物体が一定の加速度で加速し、その速度が10秒間に10m/sから35m/sになったときの加速度は、25m/s2である。
3:等速直線運動をしている物体の移動した距離をL、その移動に要した時間をTとすれば、その速さVは、V=L×Tで求められる。
4:運動している物体には、外部から力が作用しない限り、静止している状態に戻ろうとする性質があり、この性質を慣性という。
5:物体が円運動をしているとき、遠心力は、物体の質量が大きいほど小さくなる。
答:1
1:正しい。物体が円運動をしているときの遠心力と向心力は、力の大きさが等しく、向きが反対である。
2:誤り。物体が一定の加速度で加速し、その速度が10秒間に10m/sから35m/sになったときの加速度は、2.5m/s2である。
3:誤り。等速直線運動をしている物体の移動した距離をL、その移動に要した時間をTとすれば、その速さVは、V=L÷Tで求められる。
4:誤り。運動している物体には、外部から力が作用しない限り、同一の運動の状態を続けようとする性質があり、この性質を慣性という。
5:誤り。物体が円運動をしているとき、遠心力は、物体の質量が大きいほど大きくなる。