クレーンの運転の業務に関する記述として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
1:床上運転式クレーンに限定したクレーン・デリック運転士免許では、つり上げ荷重10tのマントロリ式橋形クレーンの運転の業務に就くことができない。
2:床上操作式クレーン運転技能講習の修了で、つり上げ荷重8tの床上運転式クレーンである天井クレーンの運転の業務に就くことができる。
3:クレーンに限定したクレーン・デリック運転士免許で、つり上げ荷重20tの無線操作方式の橋形クレーンの運転の業務に就くことができる。
4:クレーンの運転の業務に係る特別の教育の受講では、つり上げ荷重6tのジブクレーンの運転の業務に就くことができない。
5:限定なしのクレーン・デリック運転士免許で、つり上げ荷重30tのアンローダの運転の業務に就くことができる。
答:2
1:正しい。床上運転式クレーンに限定したクレーン・デリック運転士免許では、つり上げ荷重5t未満のクレーンの運転の業務及びつり上げ荷重5t以上の床上運転式クレーン・床上操作式クレーン・跨線テルハの運転の業務に就くことができる。
2:誤り。床上操作式クレーン運転技能講習の修了で、つり上げ荷重5t以上の床上運転式クレーンの業務に就くことはできない。
3:正しい。クレーンに限定したクレーン・デリック運転士免許で、すべてのクレーンの運転の業務に就くことができる。
4:正しい。クレーンの運転の業務に係る特別の教育の受講では、つり上げ荷重5t以上のジブクレーンの運転の業務に就くことはできない。
5:正しい。限定なしのクレーン・デリック運転士免許で、すべてのクレーン及びデリックの運転の業務に就くことができる。