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H29後期-問30

感電災害及びその防止に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。

1:感電による死亡原因としては、心室細動の発生、呼吸停止及び電気火傷があげられる。

2:感電による人体への影響の程度は、電流の大きさ、通電時間、電流の種類、体質などの条件により異なる。

3:電気火傷は、アークなどの高熱による熱傷のほか、電流通過によるジュール熱によって皮膚や内部組織に傷害を起こす。

4:天井クレーンは、鋼製の走行車輪を経て走行レールに接触しているため、走行レールが接地されている場合は、クレーンガーダ上で走行トロリ線の充電部分に身体が接触しても、感電の危険はない。

5:接地抵抗は小さいほど良いので、接地線は十分な太さのものを使用する。

答:4

1:正しい。感電による死亡原因としては、心室細動の発生、呼吸停止及び電気火傷があげられる。

2:正しい。感電による人体への影響の程度は、電流の大きさ、通電時間、電流の種類、体質などの条件により異なる。

3:正しい。電気火傷は、アークなどの高熱による熱傷のほか、電流通過によるジュール熱によって皮膚や内部組織に傷害を起こす。

4:誤り。天井クレーンは、鋼製の走行車輪を経て走行レールに接触しており、走行レールが接地されている場合にはクレーンは接地されていることになるが、トロリ線の充電部分に身体が接触した場合は感電の危険がある。

5:正しい。接地抵抗は小さいほど良いので、接地線は十分な太さのものを使用する。

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