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H29後期-問5

クレーンの安全装置などに関し、誤っているものは次のうちどれか。

1:リミットスイッチ式衝突防止装置は、同一ランウェイの2台のクレーンの相対する側に腕を取り付け、これにより接近したときリミットスイッチを作動させ、衝突を防止するものである。

2:衝突時の衝撃力を緩和する装置には、ばね式又は油圧式の緩衝装置がある。

3:レバー形リミットスイッチを用いた巻過防止装置は、ワイヤロープを交換したとき、スイッチの作動位置の再調整が不要である。

4:レールクランプは、屋外に設置されたクレーンが作業中に突風などにより逸走することを防止する装置で、走行路の定められた係留位置で短冊状金具により固定して逸走を防止する。

5:走行レールの車輪止めの高さは、走行車輪の直径の2分の1以上とする。

答:4

1:正しい。リミットスイッチ式衝突防止装置は、同一ランウェイの2台のクレーンの相対する側に腕を取り付け、これにより接近したときリミットスイッチを作動させ、衝突を防止するものである。

2:正しい。衝突時の衝撃力を緩和する装置には、ばね式又は油圧式の緩衝装置がある。

3:正しい。レバー形リミットスイッチを用いた巻過防止装置は、ワイヤロープを交換したとき、スイッチの作動位置の再調整が不要である。

4:誤り。レールクランプは、屋外に設置されたクレーンが作業中に突風などにより逸走することを防止する装置で、走行路の任意の位置で走行レールの頭部側面を挟むか、又は走行レールの頭部上面に押付けてその摩擦力でクレーンの逸走を防止する。アンカーは、屋外に設置されたクレーンが作業停止時に暴風などにより逸走することを防止する装置で、走行路の定められた係留位置で短冊状金具により固定して逸走を防止する。

5:正しい。走行レールの車輪止めの高さは、走行車輪の直径の2分の1以上とする。

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