図のように天井クレーンが質量10tの荷をつるとき、レールBが受ける力の値に最も近いものは、次の1~5のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s2とし、ガーダ、クラブトロリ及びワイヤロープの質量は考えないものとする。
1:6.4kN
2:19.6kN
3:35.0kN
4:54.4kN
5:63.0kN
答:5
① 支点A、Bにかかる力の合計を求める。
A+B=10,000kg×9.8m/s2=98kN
② 荷の位置を支点に、左右のモーメントがつり合っている状態と考える。
9×A=5×B
③ ①より、A=98-Bを代入する。
9×(98-B)=5×B
882-9B=5B
5B+9B=882
B=63kN