クレーンの落成検査及び検査証に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
1:落成検査を受けようとする者は、クレーン落成検査申請書を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
2:落成検査における荷重試験は、定格荷重の1.25倍に相当する荷重(定格荷重が200tをこえる場合は定格荷重に50tを加えた荷重)の荷をつって、つり上げ、走行等の作動を行う。
3:つり上げ荷重2tの橋形クレーンを設置した者は、所轄労働基準監督署長の落成検査を受けなければならない。
4:落成検査を受ける者は、当該検査に立ち会わなければならない。
5:クレーン検査証の有効期間は、原則として2年であるが、落成検査の結果により2年未満とされることがある。
答:3
1:正しい。落成検査を受けようとする者は、クレーン落成検査申請書を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
2:正しい。落成検査における荷重試験は、定格荷重の1.25倍に相当する荷重(定格荷重が200tをこえる場合は定格荷重に50tを加えた荷重)の荷をつって、つり上げ、走行等の作動を行う。
3:誤り。つり上げ荷重が3t以上のクレーン(スタッカー式クレーンにあっては、1t以上)を設置した者は、所轄労働基準監督署長の落成検査を受けなければならない。
4:正しい。落成検査を受ける者は、当該検査に立ち会わなければならない。
5:正しい。クレーン検査証の有効期間は、原則として2年であるが、落成検査の結果により2年未満とされることがある。