クレーンの構造部分に関し、次のうち誤っているものはどれか。
１：ガーダには、作用する荷重に対し十分な強度と剛性を持たせるように、各種の断面形状のものがある。
２：プレートガーダは、三角形に組んだ部材を単位とする骨組構造で強度が大きい。
３：ボックスガーダは鋼板を箱型に組み立てたもので、その断面のみで水平力を支える事ができるため補助桁は不要である。
４：Iビームガーダは、I形鋼を用いたガーダで、補助桁を設けないこともある。
５：天井クレーンのサドルは、ガーダを支え、走行のための車輪を備えた構造物である。
答：２
１：正しい。ガーダには、作用する荷重に対し十分な強度と剛性を持たせるように、各種の断面形状のものがある。
２：誤り。トラスガーダは、三角形を単位とした骨組構造で、その断面のみで水平力を支えることができないため、補助桁と組み合わせて用いられる。プレートガーダは、鋼板をI形状に組み立てた構造で、補助桁を設けないこともある。
３：正しい。ボックスガーダは鋼板を箱型に組み立てたもので、その断面のみで水平力を支える事ができるため補助桁は不要である。
４：正しい。Iビームガーダは、I形鋼を用いたガーダで、補助桁を設けないこともある。
５：正しい。天井クレーンのサドルは、ガーダを支え、走行のための車輪を備えた構造物である。