クレーンの種類・形式又は用途に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:クラブトロリ式天井クレーンは、トロリフレーム上に巻上装置と横行装置を備え、2本のレール上を自走するトロリを有するクレーンで、工場における機械や材料の運搬等に使用される。
2:レードルクレーンは、特殊な構造の天井クレーンで、製鋼工場での溶鋼鍋の運搬に使用される。
3:クライミング式ジブクレーンは、工事の進行に伴い、必要に応じてマストを継ぎ足し、旋回体をせり上げる装置を備えたクレーンである。
4:壁クレーンは、建家の壁に取り付けられた水平ジブを有するクレーンで、ジブが旋回又は全体が走行を行い、トロリを有しないものが多い。
5:コンテナクレーンは、ふ頭等においてコンテナをスプレッダでつり上げて、陸揚げ・積込みを行うクレーンである。
答:4
1:正しい。クラブトロリ式天井クレーンは、トロリフレーム上に巻上装置と横行装置を備え、2本のレール上を自走するトロリを有するクレーンで、工場における機械や材料の運搬等に使用される。
2:正しい。レードルクレーンは、特殊な構造の天井クレーンで、製鋼工場での溶鋼鍋の運搬に使用される。
3:正しい。クライミング式ジブクレーンは、工事の進行に伴い、必要に応じてマストを継ぎ足し、旋回体をせり上げる装置を備えたクレーンである。
4:誤り。壁クレーンは、建家の壁に取り付けられた水平ジブを有するクレーンで、ジブが旋回又は旋回の代わりに走行を行い、水平ジブに沿ってトロリが移動するものが多い。
5:正しい。コンテナクレーンは、ふ頭等においてコンテナをスプレッダでつり上げて、陸揚げ・積込みを行うクレーンである。