つり上げ荷重が10tのクレーンについての検査に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
1:使用再開検査における安定度試験は、定格荷重の1.27倍の荷重の荷をつって、逸走防止装置を作用させ、安定に関し最も不利な条件で地切りすることによって行われる。
2:性能検査における荷重試験では、定格荷重に相当する荷重の荷をつって、つり上げ、走行、旋回、トロリの横行等の作動が定格速度により行われる。
3:クレーンの脚に変更を加えた者は、原則として変更検査を受けなければならない。
4:変更検査に合格したクレーンについては、クレーン検査証に検査期日、変更部分及び検査結果について裏書が行われる。
5:クレーンのつり上げ機構を変更しようとする事業者は、原則として、工事開始の日の30日前までにクレーン変更届を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。
答:1
1:誤り。使用再開検査における安定度試験は、定格荷重の1.27倍の荷重の荷をつって、安定に関し最も不利な条件で地切りすることによって行われ、逸走防止装置、レールクランプ等の装置は作用させない。
2:正しい。性能検査における荷重試験では、定格荷重に相当する荷重の荷をつって、つり上げ、走行、旋回、トロリの横行等の作動が定格速度により行われる。
3:正しい。クレーンの脚に変更を加えた者は、原則として変更検査を受けなければならない。
4:正しい。変更検査に合格したクレーンについては、クレーン検査証に検査期日、変更部分及び検査結果について裏書が行われる。
5:正しい。クレーンのつり上げ機構を変更しようとする事業者は、原則として、工事開始の日の30日前までにクレーン変更届を所轄労働基準監督署長に提出しなければならない。