令和5年後期-問5

クレーンの機械要素に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

1:フランジ形たわみ軸継手は、流体を利用したたわみ軸継手で、二つの軸のずれや傾きの影響を緩和するために用いられる。

2:はすば歯車は、歯が軸につる巻状に斜めに切られており、平歯車より減速比を大きくできるが、動力の伝達にむらが多い。

3:ローラチェーン軸継手は、たわみ軸継手の一種で、2列のローラチェーンと2個のスプロケットから成り、ピンの抜き差しで両軸の連結及び分離が簡単にできる。

4:リーマボルトは、ボルト径が穴径よりわずかに小さく、取付け精度は良いが、横方向にせん断力を受けるため、構造部材の継手に用いることはできない。

5:歯車形軸継手は、外筒の内歯車と内筒の外歯車がかみ合う構造で、外歯車にはクラウニングが施してあるため、二つの軸のずれや傾きがあると円滑に動力を伝えることができない。

★みんなの正解率64.3%

答:3

令和5年後期-問5の情報

※当サイト独自調査によるものです。

カテゴリクレーン
出題分野クレーンの機械要素
類似問題の出題率(令和7年前期まで)
過去5回60.0%前回~5回前60.0%
過去10回70.0%6回前~10回前80.0%
過去15回80.0%11回前~15回前100.0%
過去20回80.0%16回前~20回前80.0%
過去25回80.0%21回前~25回前80.0%
過去30回80.0%26回前~30回前80.0%
過去35回82.9%31回前~35回前100.0%
とことん類似問題!
令和6年後期-問5 クレーンの機械要素に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

令和5年後期-問5

令和5年前期-問5 クレーンの機械要素に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
令和4年前期-問5 クレーンの機械要素に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
令和3年後期-問4 クレーンの機械要素に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
令和3年前期-問4 クレーンの機械要素に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
令和2年後期-問4 クレーンの機械要素に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
令和2年前期-問4 クレーンの機械要素に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
令和元年後期-問4 クレーンの機械要素に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
平成31年前期-問4 クレーンの機械要素に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
平成30年後期-問4 クレーンの機械要素に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
平成30年前期-問3 クレーンの機械要素に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
平成29年後期-問4 クレーンの機械要素に関し、正しいものは次のうちどれか。
平成29年前期-問5 クレーンの機械要素に関し、誤っているものは次のうちどれか。
平成28年前期-問6 クレーンの機械要素に関し、誤っているものは次のうちどれか。
平成27年後期-問6 クレーンの機械要素に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成27年前期-問3 クレーンの機械要素に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成26年後期-問4 クレーンの機械要素に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成26年前期-問1 クレーンの機械要素に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成25年前期-問1 クレーンの機械要素に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成24年後期-問1 クレーンの機械要素に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成24年前期-問4 クレーンの機械要素に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成23年後期-問3 クレーンの機械要素に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成22年後期-問3 クレーンの機械要素に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成22年前期-問2 クレーンの機械要素に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成21年後期-問6 クレーンの機械要素に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成21年前期-問6 クレーンの機械要素に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成20年後期-問6 クレーンの機械要素に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成20年前期-問6 クレーンの機械要素等に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成19年前期-問6 クレーンの軸継手に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成18年後期-問6 軸継手に関し、次のうち誤っているものはどれか。
平成18年前期-問6 クレーンの軸継手に関し、次のうち誤っているものはどれか。

覚えよう!

  • フランジ形たわみ軸継手は、ゴムなどで作った環を利用したたわみ軸継手で、二つの軸のずれや傾きの影響を緩和するために用いられる。
  • はすば歯車は、歯が軸につる巻状に斜めに切られており、平歯車より減速比を大きくでき、動力の伝達にむらが少ない
  • ローラチェーン軸継手は、たわみ軸継手の一種で、2列のローラチェーンと2個のスプロケットから成り、ピンの抜き差しで両軸の連結及び分離が簡単にできる。
  • リーマボルトは、ボルト径が穴径よりわずかに大きい。軽く打ち込んで締め付けるので取付け精度が良く、横方向の力はボルトにせん断力として作用する。このため、機械部品の位置決めや構造部材の継手などに用いられる。
  • 歯車形軸継手は、外筒の内歯車と内筒の外歯車がかみ合う構造で、外歯車にはクラウニングが施してあるため、二つの軸のずれや傾きがあっても円滑に動力を伝えることができる

ポイント

フランジ形たわみ軸継手:ゴムなどの弾力性素材ではなく「流体」とする誤りが出やすい。
はすば歯車:平歯車との比較では、減速比⇒大きくできる、動力伝達⇒むらが少ない特徴を持ちますが、動力伝達のむらが「大きい」とする誤り多数。
リーマボルト:ボルト径 > 穴径であること、強度が大きい(せん断力に強い)ことを覚えていればだいたい正誤はわかります。
歯車形軸継手:軸のずれや傾きに対して、円滑に動力を伝えることが「できない」とする誤りが出やすい。