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R4前期-問5

クレーンの機械要素に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。

1:こう配キーは、軸のキー溝に打ち込んで歯車などを軸に固定し、動力を伝えるために用いられる。

2:歯車形軸継手は、外筒の内歯車と内筒の外歯車がかみ合う構造で、外歯車にはクラウニングが施してあるため、二つの軸のずれや傾きがあっても円滑に動力を伝えることができる。

3:転がり軸受は、玉やころを使った軸受で、平軸受(滑り軸受)に比べて動力の損失が少ない。

4:割形軸継手は、円筒を二つ割りにした形の軸継手をボルトで締め付けて回転力を伝える構造で、取付けや取外しのときに軸を軸方向に移動させる必要がない。

5:フランジ形たわみ軸継手は、流体を利用したたわみ軸継手で、二つの軸のずれや傾きの影響を緩和するために用いられる。

答:5

1:正しい。こう配キーは、軸のキー溝に打ち込んで歯車などを軸に固定し、動力を伝えるために用いられる。

2:正しい。歯車形軸継手は、外筒の内歯車と内筒の外歯車がかみ合う構造で、外歯車にはクラウニングが施してあるため、二つの軸のずれや傾きがあっても円滑に動力を伝えることができる。

3:正しい。転がり軸受は、玉やころを使った軸受で、平軸受(滑り軸受)に比べて動力の損失が少ない。

4:正しい。割形軸継手は、円筒を二つ割りにした形の軸継手をボルトで締め付けて回転力を伝える構造で、取付けや取外しのときに軸を軸方向に移動させる必要がない。

5:誤り。フランジ形たわみ軸継手は、ゴムなどで作った環を利用したたわみ軸継手で、二つの軸のずれや傾きの影響を緩和するために用いられる。

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