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R3後期-問39

図AからDのとおり、同一形状で質量が異なる4つの荷を、それぞれ同じ長さの2本の玉掛け用ワイヤロープを用いて、それぞれ異なるつり角度でつり上げるとき、1本のワイヤロープにかかる張力の値が大きい順に並べたものは1~5のうちどれか。
ただし、いずれも荷の左右のつり合いは取れており、左右のワイヤロープの張力は同じとし、ワイヤロープの質量は考えないものとする。

張力 大 → 小

1:A B C D

2:A C B D

3:B A D C

4:C A D B

5:D B A C

答:4

ワイヤロープ1本に掛かる張力=質量÷つり本数×重力の加速度×張力係数

A=6t÷2本×9.8m/s2×1.04=30.576kN

B=4t÷2本×9.8m/s2×1.16=22.736kN

C=5t÷2本×9.8m/s2×1.41=34.545kN

D=3t÷2本×9.8m/s2×2.00=29.4kN

玉掛け用ワイヤロープのつり角度による張力係数
 つり角度 0度 張力係数 1.00
 つり角度 30度 張力係数 1.04
 つり角度 60度 張力係数 1.16
 つり角度 90度 張力係数 1.41
 つり角度 120度 張力係数 2.00

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