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R3後期-問11

建設物の内部に設置する走行クレーン(以下、本問において「クレーン」という。)に関する記述として、法令上、違反となるものは次のうちどれか。

1:クレーンガーダに歩道を有しないクレーンの集電装置の部分を除いた最高部と、当該クレーンの上方にある建設物のはりとの間隔を0.3mとしている。

2:クレーンガーダの歩道と当該歩道の上方にある建設物のはりとの間隔が1.9mであるため、当該歩道上に天がいを設けていない。

3:クレーンと建設物との間の歩道のうち、建設物の柱に接する部分の歩道の幅を0.3mとしている。

4:クレーンと建設物との間の歩道のうち、建設物の柱に接する部分以外の歩道の幅を0.7mとしている。

5:クレーンの運転室の端から労働者が墜落するおそれがあるため、当該運転室の端と運転室に通ずる歩道の端との間隔を0.2mとしている。

答:3

1:正しい。クレーンガーダに歩道を有するクレーンの集電装置の部分を除いた最高部とその上方にある建設物のはりとの間隔は0.4m以上としなければならないが、クレーンガーダを有しないもの及びクレーンガーダに歩道を有しないものについてはこの限りではない。

2:正しい。クレーンガーダの歩道と当該歩道の上方にある建設物のはりとの間隔が1.8m以上である場合は、当該歩道上に天がいを設けなくてもよい。

3:誤り。クレーンと建設物との間の歩道のうち、建設物の柱に接する部分の歩道の幅は0.4m以上としなければならない。

4:正しい。クレーンと建設物との間の歩道のうち、建設物の柱に接する部分以外の歩道の幅は0.6m以上としなければならない。

5:正しい。クレーンの運転室の端から労働者が墜落するおそれがある場合は、当該運転室の端と運転室に通ずる歩道の端との間隔を0.3m以下としなければならない。

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