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R3前期-問15

クレーンの自主検査及び点検に関する記述として、法令上、正しいものは次のうちどれか。

1:1か月以内ごとに1回行う定期自主検査においては、巻過防止装置その他の安全装置の異常の有無について検査を行わなければならない。

2:1か月をこえる期間使用せず、当該期間中に1か月以内ごとに1回行う定期自主検査を実施しなかったクレーンについては、その使用を再び開始した後30日以内に、所定の事項について自主検査を行わなければならない。

3:クレーンを用いて作業を行うときは、その日の作業を開始する前に、所定の事項について点検を行うとともに、つり上げ荷重に相当する荷重の荷をつって行う荷重試験を実施しなければならない。

4:定期自主検査を行ったときは、当該自主検査結果をクレーン検査証に記録しなければならない。

5:1か月以内ごとに1回行う定期自主検査を実施し、異常を認めたときは、次回の定期自主検査までに補修しなければならない。

答:1

1:正しい。1か月以内ごとに1回行う定期自主検査においては、巻過防止装置その他の安全装置の異常の有無について検査を行わなければならない。

2:誤り。1か月をこえる期間使用せず、当該期間中に1か月以内ごとに1回行う定期自主検査を行わなかったクレーンについては、その使用を再び開始する際に、所定の事項について自主検査を行わなければならない。

3:誤り。クレーンを用いて作業を行うときは、その日の作業を開始する前に、所定の事項について点検を行わなければならないが、荷重試験の実施義務はない。つり上げ荷重に相当する荷重の荷をつって行う荷重試験は、1年以内ごとに1回行う定期自主検査などにおいて実施される。

4:誤り。定期自主検査を行ったときは、その結果を記録し、これを3年間保存しなければならないが、クレーン検査証にその結果を記録する必要はない。

5:誤り。定期自主検査又は作業開始前の点検を行い、異常を認めたときは、直ちに補修しなければならない。

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