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R2後期-問7

クレーンの給油及び点検に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

1:ワイヤロープの点検で直径を測定する場合は、フックブロックのシーブを通過する頻度が高い部分を避け、エコライザシーブの下方1m程度の位置で行う。

2:潤滑油としてギヤ油を用いた減速機箱は、箱内が密封されているので、油の交換は不要である。

3:軸受へのグリースの給油は、転がり軸受では毎日1回程度、平軸受(滑り軸受)では6か月に1回程度行う。

4:ワイヤロープには、ロープ専用のマシン油を塗布する。

5:給油装置は、配管の穴あき、詰まりなどにより給油されないことがあるので、給油部分から古い油が押し出されていることなどの状態により、新油が給油されていることを確認する。

答:5

1:誤り。ワイヤロープの点検で直径を測定する場合は、フックブロックのシーブを通過する頻度が高い部分等を重点的に行う。

2:誤り。潤滑油としてギヤ油を用いた減速機箱は、油量、変質の有無等について定期的に点検し、劣化しているときは、新しい油と交換する。

3:誤り。軸受へのグリースの給油は、平軸受(滑り軸受)では毎日1回程度、転がり軸受では6か月に1回程度の間隔で行う。

4:誤り。ワイヤロープには、ロープ専用のグリースを塗布する。

5:正しい。給油装置は、配管の穴あき、詰まりなどにより給油されないことがあるので、給油部分から古い油が押し出されていることなどの状態により、新油が給油されていることを確認する。

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