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R2前期-問8

デリックの種類及び型式に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。

1:スチフレッグデリックは、一般に、1本の直立したマストを90°に開いた2本のステーにより後方から支えるもので、ブームはマストより長いものが多く、旋回角度は通常、240°が限度である。

2:ガイデリックは、1本の直立したマストを6本以上のガイロープにより支えるもので、ブームはガイロープをくぐるようにして360°まで旋回する。

3:ジンポールデリックは、1本のマストを3本以上のガイロープにより支えるもので、マストを傾斜させて使用する。

4:鳥居形デリックは、2本の直立したマストを2本のガイロープにより後方から支えるもので、旋回角度は通常、180°が限度である。

5:二又デリックは、2本のマストを互いに交差させ、2本以上のガイロープにより支えるもので、交差部に巻上げ用ワイヤロープが取り付けられる。

答:4

1:正しい。スチフレッグデリックは、一般に、1本の直立したマストを90°に開いた2本のステーにより後方から支えるもので、ブームはマストより長いものが多く、旋回角度は通常、240°が限度である。

2:正しい。ガイデリックは、1本の直立したマストを6本以上のガイロープにより支えるもので、ブームはガイロープをくぐるようにして360°まで旋回する。

3:正しい。ジンポールデリックは、1本のマストを3本以上のガイロープにより支えるもので、マストを傾斜させて使用する。

4:誤り。鳥居形デリックは、2本のマストとその上端を結ぶ横ばりをガイロープにより後方から支えるもので、通常、数個のつり具の組合せにより荷の巻上げ及び巻下げを行う。旋回はできない。

5:正しい。二又デリックは、2本のマストを互いに交差させ、2本以上のガイロープにより支えるもので、交差部に巻上げ用ワイヤロープが取り付けられる。

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