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R2前期-問4

クレーンの機械要素に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

1:フランジ形たわみ軸継手は、流体を利用したたわみ軸継手で、二つの軸のずれや傾きの影響を緩和するために用いられる。

2:はすば歯車は、歯が軸につる巻状に斜めに切られており、平歯車より減速比を大きくできるが、動力の伝達にむらが多い。

3:割形軸継手は、二つの軸の傾きなどによる軸の損傷や軸受の発熱を防ぐために用いられる。

4:六角ボルトを使用する際は、接合部材間の摩擦力を高めるため、ボルトの取付け穴はボルトの径より若干小さめに空ける。

5:歯車形軸継手は、外筒の内歯車と内筒の外歯車がかみ合う構造で、外歯車にはクラウニングが施してあるため、二つの軸のずれや傾きがあっても円滑に動力を伝えることができる。

答:5

1:誤り。フランジ形たわみ軸継手は、ゴムなどで作った環を利用したたわみ軸継手で、二つの軸のずれや傾きの影響を緩和するために用いられる。

2:誤り。はすば歯車は、歯が軸につる巻状に斜めに切られており、平歯車に比べて動力の伝達のむらが少ない。

3:誤り。割形軸継手は、二つの軸が一直線上にない場合は使用できない。

4:誤り。六角ボルトの取付け穴はボルトの径より若干大きめにあける。

5:正しい。歯車形軸継手は、外筒の内歯車と内筒の外歯車がかみ合う構造で、外歯車にはクラウニングが施してあるため、二つの軸のずれや傾きがあっても円滑に動力を伝えることができる。

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