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H31前期-問11

建設物の内部に設置する走行クレーンに関する記述として、法令上、違反となるものは次のうちどれか。

1:クレーンガーダの歩道と当該歩道の上方にある建設物のはりとの間隔が1.7mであるため、当該クレーンガーダの歩道上に歩道からの高さが1.6mの天がいを設けている。

2:クレーンガーダに歩道を有するクレーンの集電装置の部分を除いた最高部と、その上方にある建設物のはりとの間隔を0.3mとしている。

3:走行クレーンと建設物との間の歩道のうち、建設物の柱に接する部分の歩道の幅を0.5mとしている。

4:走行クレーンと建設物との間の歩道のうち、建設物の柱に接する部分以外の歩道の幅を0.7mとしている。

5:クレーンの運転室の端から労働者が墜落するおそれがあるため、当該運転室の端と運転室に通ずる歩道の端との間隔を0.2mとしている。

答:2

1:正しい。クレーンガーダの歩道と当該歩道の上方にある建設物のはりとの間隔が1.8m未満である場合は、歩道からの高さが1.5m以上の天がいを設けなければならない。

2:誤り。クレーンガーダに歩道を有するクレーンの集電装置の部分を除いた最高部と、その上方にある建設物のはりとの間隔は0.4m以上としなければならない。

3:正しい。走行クレーンと建設物との間の歩道のうち、建設物の柱に接する部分の歩道の幅は0.4m以上としなければならない。

4:正しい。走行クレーンと建設物との間の歩道のうち、建設物の柱に接する部分以外の歩道の幅は0.6m以上としなければならない。

5:正しい。クレーンの運転室の端から墜落するおそれがある場合は、当該運転室の端と運転室に通ずる歩道の端との間隔を0.3m以下としなければならない。

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