物体の重心及び安定に関し、正しいものは次のうちどれか。
1:重心は、物体の形状によらず、物体の内部にある。
2:複雑な形状の物体の重心は、二つ以上の点になる場合がある。
3:物体を構成する各部分には、それぞれ重力が作用しており、それらの合力の作用点を重心という。
4:水平面上に置いた直方体の物体を手で傾けた場合、重心からの鉛直線がその物体の底面を通るときは、手を離すとその物体は倒れる。
5:直方体の物体の置き方を変える場合、重心の位置が高くなるほど安定性は良くなる。
答:3
1:誤り。重心は、物体の形状によっては必ずしも物体の内部にあるとは限らない。
2:誤り。複雑な形状の物体であっても、重心は一つの点である。
3:正しい。物体を構成する各部分には、それぞれ重力が作用しており、それらの合力の作用点を重心という。
4:誤り。水平面上に置いた直方体の物体を手で傾けた場合、重心からの鉛直線がその物体の底面を外れるときは、手を離すとその物体は元の位置に戻らないで倒れる。
5:誤り。直方体の物体の置き方を変える場合、重心の位置が低くなるほど安定性は良くなる。