クレーンの設置、検査又は検査証に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
1:クレーン設置届には、クレーン明細書、クレーンの組立図、構造部分の強度計算書等を添付しなければならない。
2:つり上げ荷重3t以上(スタッカー式クレーンにあっては1t以上)のクレーンを設置した者は、所轄労働基準監督署長が検査の必要がないと認めたクレーンを除き、落成検査を受けなければならない。
3:落成検査における荷重試験は、定格荷重に相当する荷重の荷をつって、つり上げ、走行等の作動を定格速度により行う。
4:クレーン検査証の有効期間は、原則として、2年である。
5:クレーンを設置している者は、クレーン検査証を滅失又は損傷したときは、再交付を受けなければならない。
答:3
1:正しい。クレーン設置届には、クレーン明細書、クレーンの組立図、構造部分の強度計算書等を添付しなければならない。
2:正しい。つり上げ荷重3t以上(スタッカー式クレーンにあっては1t以上)のクレーンを設置した者は、所轄労働基準監督署長が検査の必要がないと認めたクレーンを除き、落成検査を受けなければならない。
3:誤り。落成検査における荷重試験は、定格荷重の1.25倍に相当する荷重(定格荷重が200tをこえる場合は定格荷重に50tを加えた荷重)の荷をつって、つり上げ、走行等の作動を行う。
4:正しい。クレーン検査証の有効期間は、原則として、2年である。
5:正しい。クレーンを設置している者は、クレーン検査証を滅失又は損傷したときは、再交付を受けなければならない。