デリックの運動及び作業範囲に関し、誤っているものは次のうちどれか。
1:デリックの作業半径を変えるときは、通常、ブームは伸縮することができないので、ブームの起伏運動により行う。
2:ブームの傾斜角が大きくなると作業半径は小さくなる。
3:デリックの作業範囲は、ブームの長さと起伏限度及び旋回範囲により決まる。
4:巻上げと巻下げの運動以外の運動は行えない形式のデリックがある。
5:ウインチを用いるデリックでは、ブームの起こしと巻上げの運動を同時に行うことによって、水平引込みを行う。
答:5
1:正しい。デリックの作業半径を変えるときは、通常、ブームは伸縮することができないので、ブームの起伏運動により行う。
2:正しい。ブームの傾斜角が大きくなると作業半径は小さくなる。
3:正しい。デリックの作業範囲は、ブームの長さと起伏限度及び旋回範囲により決まる。
4:正しい。巻上げと巻下げの運動以外の運動は行えない形式のデリックがある。
5:誤り。ウインチを用いるデリックでは、ブームの起こしと巻下げの操作を同時に行うことによって、水平引込みを行う。