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H21前期-問27

電動機の速度制御方式に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:巻線形三相誘導電動機は、荷の巻上げや走行、横行のときは、二次抵抗の加減によって、ある程度速度制御ができる。

2:巻線形三相誘導電動機の電動油圧押上機ブレーキ制御は、機械的な摩擦力を利用して速度制御するため、ブレーキドラムが過熱することがある。

3:巻線形三相誘導電動機の渦電流ブレーキ制御は、荷の巻下げ時の低速を得る電気ブレーキで、非自動制御と自動制御の2つの方法がある。

4:巻線形三相誘導電動機のダイナミックブレーキ制御は、電動機一次側を直流励磁して制動する方式で、つり荷が重い場合には低速での巻下げができない。

5:かご形三相誘導電動機の緩始動には、電気的な方法と機械的な方法がある。

答:4

1:正しい。巻線形三相誘導電動機は、荷の巻上げや走行、横行のときは、二次抵抗の加減によって、ある程度速度制御ができる。

2:正しい。巻線形三相誘導電動機の電動油圧押上機ブレーキ制御は、機械的な摩擦力を利用して速度制御するため、ブレーキドラムが過熱することがある。

3:正しい。巻線形三相誘導電動機の渦電流ブレーキ制御は、荷の巻下げ時の低速を得る電気ブレーキで、非自動制御と自動制御の2つの方法がある。

4:誤り。巻線形三相誘導電動機のダイナミックブレーキ制御は、電動機一次側に直流励磁を加えて制動力を得て速度制御をするものであり、つり荷が軽すぎる場合には低速での巻下げができない。

5:正しい。かご形三相誘導電動機の緩始動には、電気的な方法と機械的な方法がある。

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