デリックの自主検査及び点検に関する記述として、法令上、正しいものは次のうちどれか。
1:1年以内ごとに1回行う定期自主検査における荷重試験は、つり上げ荷重に相当する荷重の荷をつって、つり上げ、旋回及びブームの起伏の作動を定格速度により行わなければならない。
2:1か月をこえる期間使用せず、当該期間中に1か月以内ごとに1回行う定期自主検査を実施しなかったデリックについては、その使用を再び開始した後30日以内に、所定の事項について自主検査を行わなければならない。
3:作業開始前の点検においては、クラッチの機能について点検を行わなければならない。
4:1か月以内ごとに1回行う定期自主検査を実施し、異常を認めたときは、次回の定期自主検査までに補修しなければならない。
5:定期自主検査を行ったときは、当該自主検査結果を、デリック検査証に記録しなければならない。
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答:3
覚えよう!
- 1年以内ごとに1回行う定期自主検査における荷重試験は、定格荷重に相当する荷重の荷をつって、つり上げ、旋回及びブームの起伏の作動を定格速度により行わなければならない。
- 1か月をこえる期間使用せず、当該期間中に1か月以内ごとに1回行う定期自主検査を実施しなかったデリックについては、その使用を再び開始する際に、所定の事項について自主検査を行わなければならない。
- 作業開始前の点検においては、クラッチの機能について点検を行わなければならない。
- 定期自主検査又は作業開始前の点検を行い、異常を認めたときは、直ちに補修しなければならない。
- 定期自主検査を行ったときは、その結果を記録し、これを3年間保存しなければならないが、クレーン検査証にその結果を記録する必要はない。