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H19前期-問6

クレーンの軸継手に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:フランジ形たわみ軸継手は、二軸のわずかなずれや傾きの影響を緩和して、軸の折損や軸受の発熱を防ぐことができる。

2:割形軸継手は、取付け、取外しのときに軸を軸方向に移動する必要がない。

3:歯車形軸継手は、外筒の内歯車と内筒の外歯車のかみ合いにより力を伝えるため、軸の中心線のずれや傾きがあると円滑に動力を伝えられない。

4:全面機械仕上げしたフランジ形固定軸継手は、一般にバランスがよいため、回転の速いところに用いられる。

5:自在軸継手は、二つの軸が一直線上にない走行長軸などに用いられる。

答:3

1:正しい。フランジ形たわみ軸継手は、二軸のわずかなずれや傾きの影響を緩和して、軸の折損や軸受の発熱を防ぐことができる。

2:正しい。割形軸継手は、取付け、取外しのときに軸を軸方向に移動する必要がない。

3:誤り。歯車形軸継手は、外筒の内歯車と内筒の外歯車のかみ合いにより力を伝えるが、外歯車にクラウニング(歯当たりの調整)を施しているため、軸の中心線のずれや傾きがあっても円滑に動力を伝えられる。

4:正しい。全面機械仕上げしたフランジ形固定軸継手は、一般にバランスがよいため、回転の速いところに用いられる。

5:正しい。自在軸継手は、二つの軸が一直線上にない走行長軸などに用いられる。

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