デリックの構造、運動に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:ガイデリックの巻上げ及び起伏用ワイヤロープは、マスト下部のシーブを経て、マストから離れた位置に据え付けられたウインチに巻き取られる。
2:ジンポールデリックは、マストを傾斜させて使用するので、マスト下部の固定方法が重要である。
3:スチフレッグデリックの巻上げ、旋回及びブームの起伏の機構は、ガイデリックと同様であるが、旋回を容易にするために、通常、マストはブームより長いものが多い。
4:ガイデリックは、直立したマストが6本以上のガイロープによって支持され、旋回は360°まで可能である。
5:鳥居形デリックは、通常、数個のつり具の組合せにより荷の巻上げ、巻下げを行う。
答:3
1:正しい。ガイデリックの巻上げ及び起伏用ワイヤロープは、マスト下部のシーブを経て、マストから離れた位置に据え付けられたウインチに巻き取られる。
2:正しい。ジンポールデリックは、マストを傾斜させて使用するので、マスト下部の固定方法が重要である。
3:誤り。スチフレッグデリックの巻上げ、旋回及びブームの起伏の機構は、ガイデリックと同様であるが、通常、マストはブームより短いものが多い。
4:正しい。ガイデリックは、直立したマストが6本以上のガイロープによって支持され、旋回は360°まで可能である。
5:正しい。鳥居形デリックは、通常、数個のつり具の組合せにより荷の巻上げ、巻下げを行う。