ボイラーの水循環に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
1:ボイラー内で、温度が上昇した水及び気泡を含んだ水は上昇し、その後に温度の低い水が下降して、水の循環流ができる。
2:丸ボイラーは、伝熱面の多くがボイラー水中に設けられ、水の対流が容易なので、特別な水循環の系路を構成する必要がない。
3:水管ボイラーは、水と気泡の混合体が上昇する管と、水が下降する管を区別して設けているものが多い。
4:炉筒ボイラーには、水循環を良くするために、炉筒を中央部から片方に少しずらしたものがある。
5:水循環が良くなるほど、熱が水に十分に伝わるので、伝熱面温度は水温より著しく高い温度となる。
★みんなの正解率74.7%
答:5
覚えよう!
- ボイラー内で、温度が上昇した水及び気泡を含んだ水は上昇し、その後に温度の低い水が下降して、水の循環流ができる。
- 丸ボイラーは、伝熱面の多くがボイラー水中に設けられ、水の対流が容易なので、特別な水循環の系路を構成する必要がない。
- 水管ボイラーは、水と気泡の混合体が上昇する管と、水が下降する管を区別して設けているものが多い。
- 炉筒ボイラーには、水循環を良くするために、炉筒を中央部から片方に少しずらしたものがある。
- 水循環が良くなるほど、熱が水に十分に伝わるので、伝熱面温度は水温に近い温度に保たれる。