ボイラーのばね安全弁及び逃がし弁の調整並びに試験について、適切でないものは次のうちどれか。
1:ボイラーの圧力をゆっくり上昇させて安全弁を作動させ、吹出し圧力及び吹止まり圧力を確認する。
2:安全弁の吹出し圧力が設定圧力よりも低い場合は、一旦、ボイラーの圧力を設定圧力の80%程度まで下げ、調整ボルトを締めて再度、試験する。
3:過熱器用安全弁は、ボイラー本体の安全弁より高い圧力に調整する。
4:エコノマイザの逃がし弁(安全弁)は、ボイラー本体の安全弁より高い圧力に調整する。
5:安全弁の手動試験は、最高使用圧力の75%以上の圧力で行う。
★みんなの正解率53.5%
答:3
覚えよう!
- ボイラーの圧力をゆっくり上昇させて安全弁を作動させ、吹出し圧力及び吹止まり圧力を確認する。
- 安全弁の吹出し圧力が設定圧力よりも低い場合は、一旦、ボイラーの圧力を設定圧力の80%程度まで下げ、調整ボルトを締めて再度、試験する。
- 過熱器用安全弁は、ボイラー本体の安全弁より低い圧力に調整する。ボイラー本体の安全弁より先に作動しなければならない。
- エコノマイザの逃がし弁(安全弁)は、ボイラー本体の安全弁より高い圧力に調整する。
- 安全弁の手動試験は、最高使用圧力の75%以上の圧力で行う。