令和6年前期-問18

ボイラー水中の不純物に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。

A 硫酸塩類やけい酸塩類のスケールは、伝熱面において熱分解して軟質沈殿物になるが、次第に固まり、腐食、過熱などの原因となる。

B スラッジは、溶解性蒸発残留物が濃縮され、ドラム底部などに沈積した軟質沈殿物である。

C 伝熱面にスケールが付着すると、ボイラー水による伝熱面の冷却が不十分となり、伝熱面の温度が上昇する。

D 懸濁物は、溶解性蒸発残留物が濃縮されたもので、水中に浮遊し、キャリオーバの原因となる。

1:A、B、C

2:A、C、D

3:A、D

4:B、C

5:B、D

★みんなの正解率49.1%

答:4

令和6年前期-問18の情報

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カテゴリボイラーの取扱いに関する知識
出題分野ボイラー水中の不純物
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覚えよう!

  • 硫酸塩類やけい酸塩類のスケールは、熱分解しないで伝熱面に硬く固着して除去しにくい
  • スラッジは、溶解性蒸発残留物が濃縮され、ドラム底部などに沈積した軟質沈殿物である。
  • 伝熱面にスケールが付着すると、ボイラー水による伝熱面の冷却が不十分となり、伝熱面の温度が上昇する。
  • 懸濁物は、りん酸カルシウムなどの不溶物質、微細なじんあい、乳化した鉱物油などがあり、水中に浮遊し、キャリオーバの原因となる。