令和6年前期-問17

ボイラー休止中の保存法に関し、次のうち適切でないものはどれか。

1:乾燥保存法では、ボイラー内に蒸気や水が浸入しないように、蒸気管及び給水管のフランジ継手部に閉止板を挟むなどにより、外部と確実に遮断する。

2:乾燥保存法では、活性アルミナ、シリカゲルなどの吸湿剤を容器に入れてボイラー内の数箇所に置き、ボイラーを密閉する。

3:短期満水保存法により10日間程度の期間保存するときは、スラッジなどを排出した後、薬液注入を併用しつつ給水を行い、満水にする。

4:長期満水保存法で1か月以上の期間保存する場合に、窒素でシールする方法を併用すると、再熱器や脱気器に対しても防食上有効である。

5:窒素封入法の窒素の封入条件は、窒素純度98%以上、封入圧力0.1~0.2MPaとするのが一般的である。

★みんなの正解率74.8%

答:5

令和6年前期-問17の情報

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カテゴリボイラーの取扱いに関する知識
出題分野ボイラーの保存法
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覚えよう!

  • 乾燥保存法では、ボイラー内に蒸気や水が浸入しないように、蒸気管及び給水管のフランジ継手部に閉止板を挟むなどにより、外部と確実に遮断する。
  • 乾燥保存法では、活性アルミナ、シリカゲルなどの吸湿剤を容器に入れてボイラー内の数箇所に置き、ボイラーを密閉する。
  • 短期満水保存法により10日間程度の期間保存するときは、スラッジなどを排出した後、薬液注入を併用しつつ給水を行い、満水にする。
  • 長期満水保存法で1か月以上の期間保存する場合に、窒素でシールする方法を併用すると、再熱器や脱気器に対しても防食上有効である。
  • 窒素封入法の窒素の封入圧力は、0.05~0.06MPa(60kPa程度)とするのが一般的である。