ボイラー給水中の溶存気体の除去に関し、次のうち適切でないものはどれか。
1:加熱脱気法は、水を加熱し、溶存気体の溶解度を下げることにより、溶存気体を除去する方法で、酸素は除去できるが、窒素や二酸化炭素は除去できない。
2:真空脱気法では、水を真空雰囲気にさらすことによって溶存気体を除去する。
3:膜脱気法では、高分子気体透過膜の片側に水を供給し、反対側を真空にして、溶存気体を除去する。
4:窒素置換脱気法では、水中に窒素を吹き込むことにより、酸素の分圧を下げて、溶存酸素を除去する。
5:化学的脱気法では、脱酸素剤としてタンニン、亜硫酸ナトリウムなどを用いて、溶存酸素を除去する。
★みんなの正解率66.2%
答:1
覚えよう!
- 加熱脱気法は、水を加熱し、溶存気体の溶解度を下げることにより、溶存気体を除去する方法で、酸素、二酸化炭素などを除去する。
- 真空脱気法では、水を真空雰囲気にさらすことによって溶存気体を除去する。
- 膜脱気法では、高分子気体透過膜の片側に水を供給し、反対側を真空にして、溶存気体を除去する。
- 窒素置換脱気法では、水中に窒素を吹き込むことにより、酸素の分圧を下げて、溶存酸素を除去する。
- 化学的脱気法では、脱酸素剤としてタンニン、亜硫酸ナトリウムなどを用いて、溶存酸素を除去する。