令和3年前期-A-問19

ボイラー給水中の溶存気体の除去に関し、次のうち適切でないものはどれか。

1:加熱脱気法は、水を加熱し、溶存気体の溶解度を下げることにより、溶存気体を除去する方法で、酸素は除去できるが、窒素や二酸化炭素は除去できない。

2:真空脱気法では、水を真空雰囲気にさらすことによって溶存気体を除去する。

3:膜脱気法では、高分子気体透過膜の片側に水を供給し、反対側を真空にして、溶存気体を除去する。

4:窒素置換脱気法では、水中に窒素を吹き込むことにより、酸素の分圧を下げて、溶存酸素を除去する。

5:化学的脱気法では、脱酸素剤としてタンニン、亜硫酸ナトリウムなどを用いて、溶存酸素を除去する。

★みんなの正解率66.2%

答:1

覚えよう!

  • 加熱脱気法は、水を加熱し、溶存気体の溶解度を下げることにより、溶存気体を除去する方法で、酸素、二酸化炭素などを除去する。
  • 真空脱気法では、水を真空雰囲気にさらすことによって溶存気体を除去する。
  • 膜脱気法では、高分子気体透過膜の片側に水を供給し、反対側を真空にして、溶存気体を除去する。
  • 窒素置換脱気法では、水中に窒素を吹き込むことにより、酸素の分圧を下げて、溶存酸素を除去する。
  • 化学的脱気法では、脱酸素剤としてタンニン、亜硫酸ナトリウムなどを用いて、溶存酸素を除去する。
令和3年前期-A-問19の情報

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カテゴリボイラーの取扱いに関する知識
出題分野溶存気体の除去(脱気・脱酸)
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