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技術及び理論
H21-1-技術及び理論-1-1
押しボタンダイヤル信号(PB信号)方式の特徴の一つは、音声帯域内周波数を用いているため、電話網を介して直接[ ]で信号を通すことができ、数字や数字以外の押しボタンを使って通話以外の簡単なデータ伝送やコントロールなどが可能なことである。
1:リンク・バイ・リンク
2:エンド・ツー・エンド
3:ステップ・バイ・ステップ
H21-1-技術及び理論-1-2
側音について述べた次の記述のうち、誤っているものは、[ ]である。
1:側音は、送話者の音声や室内騒音などが送話器から入り、通話回路及び受話回路を経て自分の耳に聞こえる音である。
2:側音が大きいと、受話のとき相手の声が聞き取りにくい。
3:側音が大きいと、送話者は自分の声が小さいと判断して大声で話すようになる。
H21-1-技術及び理論-1-4
図は、ファクシミリにおける信号伝送の基本過程を示したものである。図中のAからCまでの過程では、[ ]が行われている。
1:記録変換→走査→同期
2:同期→走査→記録変換
3:同期→走査→光電変換
H21-1-技術及び理論-1-5
アナログ電話用の電気通信回線設備に接続するデータ伝送用変復調装置には、全二重通信を実現するため、伝送周波数の帯域を分割した方式や[ ]方式を用いたものがある。
1:エコーキャンセラ
2:位相差分
3:振幅分割
H21-1-技術及び理論-2-1
ISDN基本ユーザ・網インタフェースにおける加入者線伝送方式には、時分割方向制御伝送方式(TCM方式)が用いられており、メタリック加入者線伝送路上でのラインビットレートは、[ ]キロビット/秒である。
1:64
2:192
3:320
H21-1-技術及び理論-2-2
ISDN基本ユーザ・網インタフェースについて述べた次の二つの記述は、[ ]。
A 同一インタフェース上で呼ごとに回線交換かパケット交換かを選択できる。
B 同一インタフェース上に複数の端末を収容することができ、個々の端末は独立に通信を行うことができる。
1:Aのみ正しい
2:Bのみ正しい
3:AもBも正しい
4:AもBも正しくない
H21-1-技術及び理論-2-4
図は、ISDN基本ユーザ・網インタフェースにおけるLAPDのフレーム構成を示したものである。図中のFCSの部分は、2オクテットで構成され、フレームの[ ]のために使用される。
1:誤り検査
2:あて先アドレス指定
3:コマンド/レスポンス指定
H21-1-技術及び理論-2-5
ISDN基本ユーザ・網インタフェースにおいて、[ ]層の主な機能には、呼の設定、維持、解放、各種付加サービス要求などに対しての制御機能がある。
1:物理
2:ネットワーク
3:データリンク
H21-1-技術及び理論-3-1
ISDN基本ユーザ・網インタフェースに用いられるDSUは、物理的及び電気的に網を終端する機能を持ち、一般に、加入者線区間の伝送方式における[ ]終端回路及び回線終端回路などで構成されている。
1:線路
2:レイヤ3
3:バス
H21-1-技術及び理論-3-2
ISDN基本ユーザ・網インタフェースに用いられるDSUの[ ]は、加入者線で送受信される多重化された伝送信号と網側から遠隔給電される直流電流とを分離する機能を持つ。
1:等価回路
2:端末インタフェース回路
3:電力分離フィルタ
H21-1-技術及び理論-3-3
ISDN基本ユーザ・網インタフェースにおける端末アダプタの独自機能のうち、外線通話中に空いている[ ]を利用し、第三者を呼び出して三者間で通話できる機能は、疑似三者通話といわれる。
1:アナログ回線
2:Bチャネル
3:アナログポート
H21-1-技術及び理論-3-5
電子メール利用者に向けて、利用者の都合を考慮せず一方的に送られてくる広告や勧誘などを目的とするメールは、一般に、迷惑メール又は[ ]メールといわれる。
1:フィッシング
2:チェーン
3:スパム
H21-1-技術及び理論-4-1
電気通信回線工事などにおける接地工事では、接地抵抗は所要の値を満足させる必要がある。一般に、接地抵抗は、土壌の[ ]ほど小さくなる。
1:温度が低い
2:電解質の量が少ない
3:水分含有率が大きい
H21-1-技術及び理論-4-2
アナログ電話サービスの故障切分けにおいて、電気通信回線設備(通信回線)と端末設備(端末)との接続点がコンデンサ及び抵抗を内蔵するジャック式ローゼットである場合、端末を切り離して、電気通信事業者側から静電容量試験を実施した結果、測定値がケーブル心線間の静電容量のみの値であったとき、一般に、故障箇所は、[ ]にあると推定される。ただし、ジャック式ローゼットは正常であることとする。
1:通信回線
2:端末
3:電気通信事業者側の交換機
H21-1-技術及び理論-4-3
ISDN基本ユーザ・網インタフェースのポイント・ツー・ポイント配線構成において、NTとTE間のインピーダンスの不整合による電気的な[ ]を防ぐため、終端抵抗が用いられる。
1:透過
2:反射
3:誘導
H21-1-技術及び理論-4-4
ISDN基本ユーザ・網インタフェースのポイント・ツー・ポイント配線構成において、NTとTE間のケーブルの最大許容損失値は、96キロヘルツにおいて[ ]デシベルであり、ケーブル配線距離は、ケーブル心線径により異なるが、一般に、最大1.0キロメートル程度までである。
1:3
2:6
3:10
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