図に示すように、最大指示値が30ミリアンペア、内部抵抗rが4オームの電流計Aに、[ ]オームの抵抗Rを並列に接続すると、最大180ミリアンペアの電流Iを測定できる。
1:0.6
2:0.8
3:1.2
答:2
最大180[mA]の電流を測定する場合で、電流計に最大指示値の30[mA]が流れる場合、
抵抗Rに流れる電流は、180[mA]-30[mA]=150[mA]となる。
抵抗を並列接続した場合、各抵抗に流れる電流の大きさは、各抵抗値の逆数に比例して配分した値となる。
30[mA]:150[mA]=1/4[Ω]:1/x[Ω]
1:5=1/4:1/x
1/x=5/4
x=4/5=0.8
抵抗Rが0.8[Ω]のときに、最大180[mA]の電流を測定することができる。
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