図において、電気通信回線への入力レベルが-8デシベル、その伝送損失が1キロメートル当たり[ ]デシベル、増幅器の利得が30デシベルのとき、端子a-bでの受信レベルは、-2デシベルである。ただし、入出力各部のインピーダンスは整合しているものとする。
1:1.0
2:1.2
3:1.4
答:2
a-b間の受信レベルは、以下の式で表すことができる。
受信レベル[-2]dB=入力レベル[-8]dB+増幅利得[30]dB-伝送損失[ ]dB
伝送損失[ ]dB=入力レベル[-8]dB+増幅利得[30]dB-受信レベル[-2]dB
よって伝送損失は24dBであることがわかる。
電気通信回線の長さは20kmであるので、1km当たりの伝送損失は、24dB÷20km=1.2dBとなる。
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