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R4保安管理技術-問6

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、凝縮器について正しいものはどれか。

イ.凝縮器において、冷媒から熱を取り出して凝縮させるとき、取り出さなければならない熱量を凝縮負荷という。理論凝縮負荷は、冷凍能力に理論断熱圧縮動力を加えて求めることができる。

ロ.シェルアンドチューブ凝縮器の冷却管として、フルオロカーボン冷媒の場合には、冷却水側にフィンが設けられている銅製のローフィンチューブを使うことが多い。

ハ.シェルアンドチューブ凝縮器では、冷却水中の汚れや不純物が冷却管表面に水あかとなって付着する。水あかは、熱伝導率が小さいので、水冷凝縮器の熱通過率の値が小さくなり、凝縮温度が低くなる。

ニ.冷却塔の運転性能は、水温、水量、風量および湿球温度によって定まる。冷却塔の出口水温と周囲空気の湿球温度との温度差をアプローチと呼び、その値は通常5K程度である。

1:イ、ロ

2:イ、ニ

3:ロ、ハ

4:ハ、ニ

5:イ、ロ、ニ

答:2

イ.正しい。凝縮器において、冷媒から熱を取り出して凝縮させるとき、取り出さなければならない熱量を凝縮負荷という。理論凝縮負荷は、冷凍能力に理論断熱圧縮動力を加えて求めることができる。

ロ.誤り。シェルアンドチューブ凝縮器の冷却管として、フルオロカーボン冷媒の場合には、冷媒側にフィンが設けられている銅製のローフィンチューブを使うことが多い。

ハ.誤り。シェルアンドチューブ凝縮器では、冷却水中の汚れや不純物が冷却管表面に水あかとなって付着する。水あかは、熱伝導率が小さいので、水冷凝縮器の熱通過率の値が小さくなり、凝縮温度が高くなる。

ニ.正しい。冷却塔の運転性能は、水温、水量、風量および湿球温度によって定まる。冷却塔の出口水温と周囲空気の湿球温度との温度差をアプローチと呼び、その値は通常5K程度である。

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