次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍装置の運転などについて正しいものはどれか。
イ.外気温度が一定の状態で、冷蔵庫内の品物から出る熱量が減少すると、冷凍装置における蒸発器出入口の空気温度差は変化しないが、凝縮圧力は低下する。
ロ.冷凍装置を長期間休止させる場合、冷媒系統全体の漏れを点検し、漏れ箇所を発見した場合は、完全に修理しておく。
ハ.蒸発圧力一定で運転中の冷凍装置において、往復圧縮機の吐出しガス圧力が上昇した場合、吐出しガス温度も上昇するが、圧縮機の体積効率は変化しない。
ニ.冷凍装置運転中における、水冷凝縮器の冷却水の標準的な出入口温度差は、4~6Kであり、標準的な凝縮温度は、冷却水出口温度よりも3~5Kほど高い温度である。
1:イ、ハ
2:イ、ニ
3:ロ、ニ
4:イ、ロ、ハ
5:ロ、ハ、ニ
答:3
イ.誤り。外気温度が一定の状態で、冷蔵庫内の品物から出る熱量が減少すると、冷凍装置における蒸発器出入口の空気温度差は減少し、凝縮圧力は低下する。
ロ.正しい。冷凍装置を長期間休止させる場合、冷媒系統全体の漏れを点検し、漏れ箇所を発見した場合は、完全に修理しておく。
ハ.誤り。蒸発圧力一定で運転中の冷凍装置において、往復圧縮機の吐出しガス圧力が上昇した場合、吐出しガス温度も上昇するが、圧縮機の体積効率は低下する。
ニ.正しい。冷凍装置運転中における、水冷凝縮器の冷却水の標準的な出入口温度差は、4~6Kであり、標準的な凝縮温度は、冷却水出口温度よりも3~5Kほど高い温度である。
- Back: R3保安管理技術-問13
- Next: R3保安管理技術-問15