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R3保安管理技術-問2

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、熱の移動について正しいものはどれか。

イ.冷凍装置に使用される蒸発器や凝縮器の伝熱量は、対数平均温度差を使用すると正確に求められるが、条件によっては、算術平均温度差でも数%の差で求めることができる。

ロ.固体壁を隔てた流体間の伝熱量は、伝熱面積、固体壁で隔てられた両側の流体間の温度差と熱通過率を乗じたものである。

ハ.固体壁と流体との熱交換による伝熱量は、固体壁表面と流体との温度差、伝熱面積および比例係数の積で表され、この比例係数を熱伝導率という。

ニ.熱の移動には、熱放射、対流熱伝達、熱伝導の三つの形態が存在し、冷凍・空調装置で取り扱う熱移動現象は、主に熱放射と熱伝導である。

1:イ、ロ

2:イ、ニ

3:ロ、ハ

4:ロ、ニ

5:ハ、ニ

答:1

イ.正しい。冷凍装置に使用される蒸発器や凝縮器の伝熱量は、対数平均温度差を使用すると正確に求められるが、条件によっては、算術平均温度差でも数%の差で求めることができる。

ロ.正しい。固体壁を隔てた流体間の伝熱量は、伝熱面積、固体壁で隔てられた両側の流体間の温度差と熱通過率を乗じたものである。

ハ.誤り。固体壁と流体との熱交換による伝熱量は、固体壁表面と流体との温度差、伝熱面積および比例係数の積で表され、この比例係数を熱伝達率という。

ニ.誤り。熱の移動には、熱伝導、熱伝達、熱放射(熱ふく射)の三つの形態が存在し、冷凍・空調装置で取り扱う熱移動現象は、主に熱伝導と熱伝達である。

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