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R2保安管理技術-問14

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍装置の運転状態について正しいものはどれか。

イ.アンモニア冷媒の場合は、蒸発と凝縮のそれぞれの温度が同じ運転状態でも、フルオロカーボン冷媒に比べて圧縮機の吐出しガス温度が高くなる。

ロ.水冷凝縮器の冷却水量が減少すると、凝縮圧力の低下、圧縮機吐出しガス温度の上昇、装置の冷凍能力の低下が起こる。

ハ.冷蔵庫の蒸発器に厚く着霜すると、空気の流れ抵抗が増加するので風量が減少し、蒸発器の熱通過率が小さくなる。

ニ.冷蔵庫の負荷が大きく増加したとき、冷蔵庫の庫内温度と蒸発温度が上昇し、温度自動膨張弁の冷媒流量が増加するが、蒸発器における空気の出入口の温度差は変化しない。

1:イ、ロ

2:イ、ハ

3:ロ、ハ

4:ロ、ニ

5:ハ、ニ

答:2

イ.正しい。アンモニア冷媒の場合は、蒸発と凝縮のそれぞれの温度が同じ運転状態でも、フルオロカーボン冷媒に比べて圧縮機の吐出しガス温度が高くなる。

ロ.誤り。水冷凝縮器の冷却水量が減少すると、凝縮圧力の上昇、圧縮機吐出しガス温度の上昇、装置の冷凍能力の低下が起こる。

ハ.正しい。冷蔵庫の蒸発器に厚く着霜すると、空気の流れ抵抗が増加するので風量が減少し、蒸発器の熱通過率が小さくなる。

ニ.誤り。冷蔵庫の負荷が大きく増加したとき、冷蔵庫の庫内温度と蒸発温度が上昇し、温度自動膨張弁の冷媒流量が増加するとともに、蒸発器における空気の出入口の温度差は増大する。

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