次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、安全装置などについて正しいものはどれか。
イ.冷凍装置の安全弁の作動圧力とは、吹始め圧力と吹出し圧力のことである。この圧力は耐圧試験圧力を基準として定める。
ロ.圧縮機に取り付ける安全弁の最小口径は、冷媒の種類に応じて決まるが、圧縮機のピストン押しのけ量の平方根に比例する。
ハ.許容圧力以下に戻す安全装置の一つに溶栓がある。溶栓の口径は、取り付ける容器の外径と長さの積の平方根と、冷媒毎に定められた定数の積で求められた値の1/2以下としなくてはならない。
ニ.高圧遮断装置は、原則として手動復帰式とする。
1:イ、ロ
2:ロ、ニ
3:イ、ロ、ハ
4:イ、ハ、ニ
5:ロ、ハ、ニ
答:2
イ.誤り。冷凍装置の安全弁の作動圧力とは、吹始め圧力と吹出し圧力のことである。この圧力は許容圧力を基準として定める。
ロ.正しい。圧縮機に取り付ける安全弁の最小口径は、冷媒の種類に応じて決まるが、圧縮機のピストン押しのけ量の平方根に比例する。
ハ.誤り。許容圧力以下に戻す安全装置の一つに溶栓がある。溶栓の口径は、取り付ける容器の外径と長さの積の平方根と、冷媒毎に定められた定数の積で求められた値(安全弁の最小口径)の1/2以上としなくてはならない。
ニ.正しい。高圧遮断装置は、原則として手動復帰式とする。
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