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R2保安管理技術-問10

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷媒配管について正しいものはどれか。

イ.フルオロカーボン冷媒、アンモニア冷媒用の配管には、銅および銅合金の配管がよく使用される。

ロ.高圧液配管は、冷媒液が気化するのを防ぐために、流速ができるだけ大きくなるような管径とする。

ハ.横走り吸込み蒸気配管に大きなUトラップがあると、トラップの底部に油や冷媒液の溜まる量が多くなり、圧縮機始動時などに、一挙に多量の液が圧縮機に吸い込まれて液圧縮の危険が生じる。

ニ.吐出しガス配管では、冷媒ガス中に混在している冷凍機油が確実に運ばれるだけのガス速度が必要である。ただし、摩擦損失による圧力降下は、20 kPaを超えないことが望ましい。

1:イ、ロ

2:イ、ハ

3:ハ、ニ

4:イ、ロ、ニ

5:ロ、ハ、ニ

答:3

イ.誤り。アンモニア冷媒用の配管には、銅および銅合金を使用してはならない。

ロ.誤り。高圧液配管は、冷媒液が気化するのを防ぐために、流速ができるだけ小さくなるような管径とする。

ハ.正しい。横走り吸込み蒸気配管に大きなUトラップがあると、トラップの底部に油や冷媒液の溜まる量が多くなり、圧縮機始動時などに、一挙に多量の液が圧縮機に吸い込まれて液圧縮の危険が生じる。

ニ.正しい。吐出しガス配管では、冷媒ガス中に混在している冷凍機油が確実に運ばれるだけのガス速度が必要である。ただし、摩擦損失による圧力降下は、20kPaを超えないことが望ましい。

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