次のイ、ロ、ハの記述のうち、冷凍保安規則に定める第一種製造者の製造の方法に係る技術上の基準に適合しているものはどれか。
イ.製造設備の運転を長期に停止したが、その間も冷媒設備の安全弁に付帯して設けた止め弁は、全開しておいた。
ロ.冷媒設備の修理を行うときは、あらかじめ、その作業計画及び作業の責任者を定めることとしているが、冷媒設備を開放して清掃のみを行うときは、その作業計画及び作業の責任者を定めないこととしている。
ハ.製造設備とブラインを共通にする認定指定設備による高圧ガスの製造は、認定指定設備に自動制御装置が設けられているため、その認定指定設備の部分については1か月に1回、異常の有無を点検して行っている。
1:イ
2:ロ
3:イ、ハ
4:ロ、ハ
5:イ、ロ、ハ
答:1
イ.正しい。冷媒設備の安全弁に付帯して設けた止め弁は、その安全弁の修理又は清掃のため特に必要な場合を除き、常に全開しておかなければならない。
【冷凍保安規則 第九条】
ロ.誤り。修理又は清掃(修理等)を行うときは、あらかじめ、修理等の作業計画及び当該作業の責任者を定め、修理等は、当該作業計画に従い、かつ、当該責任者の監視の下に行うこと又は異常があったときに直ちにその旨を当該責任者に通報するための措置を講じて行わなければならない。
【冷凍保安規則 第九条】
ハ.誤り。高庄ガスの製造は、1日に1回以上当該製造設備の属する製造施設の異常の有無を点検して行わなければならない。この定めは、認定指定設備である製造設備についても適用される。
【冷凍保安規則 第九条】