次のイ、ロ、ハの記述のうち、冷凍のため高圧ガスの製造をする第二種製造者について正しいものはどれか。
イ.第二種製造者とは、その製造をする高圧ガスの種類に関係なく、1日の冷凍能力が3トン以上50トン未満である冷凍設備を使用して高圧ガスの製造をする者である。
ロ.不活性ガスのフルオロカーボンを冷媒ガスとする製造設備の設置又は変更の工事が完成したとき、酸素以外のガスを使用する試運転又は許容圧力以上の圧力で行う気密試験を行った後でなければ、高圧ガスの製造をしてはならない。
ハ.冷凍のため高圧ガスの製造をする全ての第二種製造者は、冷凍保安責任者を選任しなくてもよい。
1:イ、
2:ロ
3:ハ
4:イ、ロ
5:ロ、ハ
答:2
イ.誤り。第二種製造者とは、1日の冷凍能力が3トン以上20トン未満(不活性のフルオロカーボンの場合は20トン以上50トン未満、不活性以外のフルオロカーボン及びアンモニアの場合は5トン以上50トン未満)のものを使用して高圧ガスの製造をしようとする者である。
【高圧ガス保安法 第十条の二】
【高圧ガス保安法 第五条】
ロ.正しい。第二種製造者は、製造設備の設置又は変更の工事が完成したとき、酸素以外のガスを使用する試運転又は許容圧力以上の圧力で行う気密試験を行った後でなければ、製造をしてはならない。
【冷凍保安規則 第十四条】
ハ.誤り。第二種製造者のうちには、冷凍保安責任者を選任しなければならないものがある。
【高圧ガス保安法 第二十七条の四】