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H30保安管理技術-問12

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、材料の強さおよび圧力容器について正しいものはどれか。

イ.応力のうち、外力が材料を引っ張る方向に作用する場合を引張応力、圧縮する方向に作用する場合を圧縮応力といい、圧力容器で耐圧強度が問題となるのは、一般に圧縮応力である。

ロ.一般的な冷凍装置の低圧部設計圧力は、冷凍装置の停止中に周囲温度の高い夏季に、内部の冷媒が38℃から40℃程度まで上昇したときの冷媒の飽和圧力に基づいている。

ハ.許容圧力は、冷媒設備において現に許容しうる最高の圧力であって、設計圧力または腐れしろを除いた肉厚に対応する圧力のうち、低いほうの圧力をいう。

ニ.溶接構造用圧延鋼材SM400Bの許容引張応力は400N/mm2である。

1:イ、ロ

2:イ、ハ

3:ロ、ハ

4:ロ、ニ

5:ハ、ニ

答:3

イ.誤り。応力のうち、外力が材料を引っ張る方向に作用する場合を引張応力、圧縮する方向に作用する場合を圧縮応力といい、圧力容器で耐圧強度が問題となるのは、一般に引張応力である。

ロ.正しい。一般的な冷凍装置の低圧部設計圧力は、冷凍装置の停止中に周囲温度の高い夏季に、内部の冷媒が38℃から40℃程度まで上昇したときの冷媒の飽和圧力に基づいている。

ハ.正しい。許容圧力は、冷媒設備において現に許容しうる最高の圧力であって、設計圧力または腐れしろを除いた肉厚に対応する圧力のうち、低いほうの圧力をいう。

ニ.誤り。溶接構造用圧延鋼材SM400Bの最小引張強さは400N/mm2であり、許容引張応力は400×1/4=100N/mm2である。

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