次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、安全装置について正しいものはどれか。
イ.圧縮機の安全弁の最小口径は冷媒の種類に応じて定まり、ピストン押しのけ量の平方根に正比例する。
ロ.冷凍装置の安全弁の作動圧力とは、吹始め圧力と吹出し圧力のことである。この圧力は耐圧試験圧力を基準として定める。
ハ.高圧遮断装置は原則として手動復帰式にし、安全弁噴出以前に圧縮機を停止させ、高圧側圧力の異常な上昇を防止する。
ニ.銅管および外径26mm未満の鋼管を除く液封の起こるおそれのある部分には、液封による事故を防止するために、溶栓、安全弁、破裂板または圧力逃がし装置を取り付ける必要がある。
1:イ、ロ
2:イ、ハ
3:イ、ニ
4:ロ、ハ
5:ハ、ニ
答:2
イ.正しい。圧縮機の安全弁の最小口径は冷媒の種類に応じて定まり、ピストン押しのけ量の平方根に正比例する。
ロ.誤り。冷凍装置の安全弁の作動圧力とは、吹始め圧力と吹出し圧力のことである。この圧力は許容圧力を基準として定める。
ハ.正しい。高圧遮断装置は原則として手動復帰式にし、安全弁噴出以前に圧縮機を停止させ、高圧側圧力の異常な上昇を防止する。
ニ.誤り。銅管および外径26mm未満の鋼管を除く液封の起こるおそれのある部分には、液封による事故を防止するために、溶栓以外の安全弁、破裂板または圧力逃がし装置を取り付ける必要がある。
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